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reviewer:kj3(ケージェーさん)
新卒でアルバイト求人広告のメガベンチャーに入社
35歳でwebエンジニアに転身、本作サイトを自作
60年代、NW、オルタナ、UK、エレクトロニカなど
洋楽・邦楽問わずになんでも聴きます
最近はソウルに興味あり,継続的な更新を心がけます
「要点」
「曲解説」
「要点」
「曲解説」
フー・ファイターズ(Foo Fighters)は非常にジャンル分けしにくいアーティストだと言える。それは色んな音楽要素が複雑に絡み合っているからではなくむしろ逆で、シンプルでかつ特定のバンドや特定のジャンルに対する明確な傾倒が見られないからである。持論だがシンプルな音を出しているバンドは影響やルーツがわかりやすい傾向にあるのだが、フー・ファイターズ(Foo Fighters)はその傾向に当てはまら
「要点」
「曲解説」
90年代末に「これまでの日本のロックアーティストとは明らかに異なる価値観・音楽的なバックグラウンドを持つアーティスト達」が多く登場したが、その中でもとりわけ音楽に対する造詣の深さを感じさせたのが、このくるりであった。 本作はそんな彼らのデビューアルバムなのだが、デビュー作品とは思えない渋さと哀愁を感じさせる内容となっている。 本作のサウンドのベースとなっているのは、ざっくり言うと90年代オルタナ・
「要点」
「曲解説」
90年代末に登場した新世代ギターロック・アーティストの中で若者に圧倒的な支持をうけたバンプ・オブ・チキン(BUMP OF CHICKEN)がインディーズ時代にリリースした1stアルバムであり「全ての曲のレコーディングを2日で終わらせた」逸話がある。 音楽的にはグランジロック、UKロック、邦楽文系ギターロックをうまくミックスしたサウンドでシンプルで良質なものとなっているが、このバンプ・オブ・チキン(
「要点」
「曲解説」
初期の楽曲を今井寿覚醒後のセンスでセルフカバーしたアルバムでアルバムタイトルはB-Tらしい「孤高のアブノーマルさ」を感じるものとなっている。 「充実したレコーディング環境」「イメージを具体化できる楽器・機材」「凄腕エンジニアの存在」「洗練され始めたセンス」「演奏スキルの向上」など様々な要素がポジティヴに働き、全ての曲が原曲より生々しく立体的な響きをもっている。傑作アルバム「狂った太陽」同様に90年
「要点」
「1 Anytime smokin’ cigarette (STRAIGHT RUN)」 過去の恋愛に大きな後悔をもつ喫煙者の女の焦燥感をパッケージングした詞の世界観は「やさぐれたテイスト」であり、本来であれば音楽ビジネスの頂点に君臨するモンスターグループがシングルカットするような内容ではないが、2ndアルバム「FACES PLACES」作成時にTKが傾倒していた「グランジ」からの影響
「要点」
「曲解説」
「エモーショナルでダークな叙情性を放つギターロック」「ドライブ感溢れるラルク流R&R」 インディーズ時代から彼らが得意としている「神秘的・耽美的という形容がよく似合うサウンド」などが幅広く収録されており、 これまでのキャリアの集大成のようにラルク アン シエル(L’Arc〜en〜Cielの良いところをパッケージングした傑作アルバム。 2000年はV系サウンドの創始者とも言えるル
「要点」
「曲解説」
これまでのグローブ(globe)サウンドにはあまり登場しなかったアナログでウォームなサウンドを前面に押し出しており、小室哲哉のルーツミュージックであると思われるプログレからの影響をダイレクトに反映させている4thアルバム。 「プログレからの影響を反映させつつもモダンなサウンド」になるようにジャングル・ビッグビートetc、90年代ダンスミュージック的なリズムアプローチを積極的に取り入れている。 この
「要点」
「曲解説」
90年代の日本の音楽シーンの中でも指折りの個性的バンド/シャ乱Qの5枚目のアルバム。イロモノ扱いされがちなド派手なビジュアルから色んな意味でノリノリのバンドだと思っていたが、アルバムを通してじっくり聴きこんでみるとパブリックイメージとは異なり、音楽的な多彩さとジャズやソウルなどを基盤にしているアダルトな哀愁をもっている事に気付く。 ギターサウンドが全面に出てくるバンドが多かった日本の音楽シーンにお
「要点」
「1 Automatic」 90年代に隆盛を極めたJ-POPサウンドには希薄であった本格派R&Bテイストを全面に打ち出した宇多田ヒカルのデビューシングル。 サウンドや歌のスキルの高さは勿論だが、それ以上にこの洗練されたモダンな音楽を若干15歳の少女が作り出したという事実に多くの人が驚愕した。「キャンドルの灯りだけが揺らめくダークな部屋」のようなクールでモノトーンな音響、ディープで機能性抜