検索画面を消す
検索画面を消す
live at the indoor
音楽作品(アルバム/シングル)を「普通」「良作」「名作」「傑作」「神作」に分ける音楽レビューサイト

投稿詳細ページ

ヒップホップ風の「ない」で韻を踏む掛け合いのボーカルラインが印象的な曲。

ゴージャスなシンセサウンドを中心に展開されるカラフルでスペーシーなAメロと「確かな足音」のようなディープなベースラインが存在感を放つBメロを中心に展開される。Bメロのボーカルラインはヒットソングとは思えない程に非ポップで「ギターリフ」のようである。また所々でサイケなハードロック風サウンドを取り入れている点もこの曲の特徴と言えるだろう。

歌詞は「満場一致の美少女」に対する熱い気持ちを歌っており「君が欲しい」という「河村隆一ばりにド直球なフレーズ」でグイグイと攻め倒すものとなっているが、やはりそこはさすがのシーシービー(C-C-B)。不思議と全くシリアスな匂いを感じさせない(1:20〜、3:14〜)「目の前がパッと開ける」ような空間的なサビが「隠しアイテム」のように登場。「女が強く、男は優しい現代風を憂う」歌詞を笠浩二(dr , vo)が軽やかに歌い上げる。

(2:57〜)シーシービー(C-C-B)らしからぬ本格的なハードロックギターソロが登場、フレージング・音色共に叙情的であり「むせ返るように熱い砂漠の街」を連想する内容となっている。終盤は「I want you」というフレーズを笠浩二(dr , vo)が数え切れない程に連呼する。

    「要点」

  • ・ヒップホップ風の「ない」で韻を踏む掛け合いのボーカルラインが印象的
  • ・「満場一致の美少女」に対する熱い気持ちを「君が欲しい」という河村隆一ばりにド直球なフレーズでグイグイと攻め倒すが全くシリアスな匂いを感じさせないシーシービー(C-C-B)マジックを堪能できる
このレビュー記事をSNSでシェア