検索画面を消す
検索画面を消す
live at the indoor
音楽作品(アルバム/シングル)を「普通」「良作」「名作」「傑作」「神作」に分ける音楽レビューサイト

投稿詳細ページ

日本のポップ・ミュージックを音楽を語る際に避けて通れない2つの才能が共演した記念すべきヒットシングル。ポップでちょっとフザけたタイトル「この2人が共演したらまあこうなるだろうな」というリスナーのイマジネーションそのままの音楽となっている。

歌詞そのものに深い意味はないと思われるが「他人の目を気にして生きるなんてクダラナイことさ」というラインは、当時多くのティーンエイジャーに勇気を与えたに違いないと思われる。清涼感あふれるスペーシーなシンセサウンドの上を「ザクっ」としたギターサウンドが切り裂くサウンドはYMOサウンドと比較すると「オーソドックスなロック色」が強いと感じる。

忌野清志郎+坂本龍一の2人のようにポップ・ミュージック界で「この二人が絡んだら面白いだろうな」という単発的な企画が実際に実現したケースは筆者が知る限り「桑田佳祐+桜井和寿」と「小室哲哉+YOSHIKI」位である。この2ユニットも「忌野清志郎+坂本龍一」同様に良くも悪くも「この2人が共演したらこうなるだろうな」というリスナーのイマジネーションに近いサウンドとなっている。

ビッグネームの共演というのはお互いのファンの期待に応えないとイケナイ点やレコード会社のビジネス的な期待があるから案外「面白い化学反応」は期待出来ないのかもしれない?!このような単発企画ユニットは曲をリリースした後よりも「結成した時に得られるワクワク感」が何より楽しいのかもしれない。

    「要点」・日本のポップ・ミュージックを音楽を語る際に避けて通れない2つの才能が共演した記念すべきヒットシングル。

  • ・このような単発企画ユニットは曲をリリースした後よりも「結成した時に得られるワクワク感」が何より楽しいのかもしれない。
このレビュー記事をSNSでシェア