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live at the indoor
音楽作品(アルバム/シングル)を「普通」「良作」「名作」「傑作」「神作」に分ける音楽レビューサイト
検索結果75件

カテゴリー「良作」のレビュー

「1 TELL ME」
「新学期のような期待感」と「きらめく宇宙」を感じる軽やかなポップロックで。歪んだギターサウンドは控えめでキュアー(CURE)のような空間系サウンドが印象的である。歌詞の内容は思春期男子に向けられたものだと思われ「幻覚に踊る体」「心とは裏腹のパントマイム」などのラインは、周囲の気をひきたくて「本当の自分ではない役を演じているヤンキー少年」を連想させ、この1曲だけでもhideが十代から熱い支持を受けた理由が非常によくわかる。

(2:50〜)ギターソロはエックスジャパン(X JAPAN)ファンに対して「ご褒美」と言わんばかりの内容で流麗でメロディックなハモリフレーズとなっている(3:01〜) レゲエ的な音響が「シャボン玉」のようなメルヘンさを演出しており、そこにhideの囁き(僕には僕が見えない)が溶け合う。

「2 SCANNER」
ルナシー(LUNASEA)のRYUICHIをゲストに招きデュエットした曲でサウンドはインディーズ時代のルナシー(LUNACY)を彷彿とさせるダークなハードコアチューンとなっている。

気のせいかもしれないがhideとRYUICHIの声質は非常に似ており、歌詞の内容は「DOUBT」に近いもので「むかつくアイツ」に対する苛立ちを全面に押し出したものだが同時に「今のうちにせいぜい吠えておきなさい」という余裕もある。本作はルナシー(LUNASEA)大ブレイク前夜の94年3月リリースの作品となっており、深読みかもしれないがこの時期にRYUICHIを招きハードコア調の曲でディュエットを試みたのは、 hideがRYUICHIに対して「昔(インディーズ時代)の君を思い出せ」というメッセージを伝えたかったからでは??と感じた。93年にルナシ(LUNASEA)がリリースした耽美アルバム「EDEN」には賛否両論があったし、何よりhideはRYUICHIの「ルナティクでダークな独自歌唱」が大好きだったのだろう。

RYUICHIは見事にhideの思い(筆者の妄想)にこたえ、名曲ROSIERで耽美さとアグレッシヴな熱量が見事に絡まった素晴らしいボーカルを披露してくれた。

    「要点」

  • ・「1 TELL ME」の歌詞にある「幻覚に踊る体」「心とは裏腹のパントマイム」などのラインは、 周囲の気をひきたくて「本当の自分ではない役を演じているヤンキー少年」を連想させる
  • ・「2 SCANNER」はルナシー(LUNASEA)の大ブレイクのキッカケの一つでもある

「1 TELL ME」 「新学期のような期待感」と「きらめく宇宙」を感じる軽やかなポップロックで。歪んだギターサウンドは控えめでキュアー(CURE)のような空間系サウンドが印象的である。歌詞の内容は思春期男子に向けられたものだと思われ「幻覚に踊る体」「心とは裏腹のパントマイム」などのラインは、周囲の気をひきたくて「本当の自分ではない役を演じているヤンキー少年」を連想させ、この1曲だけでもhideが

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バクチク(BUCK-TICK)サウンドの象徴とも言える今井寿(g)による不思議な音程感を感じるニューウェイブ・ギターサウンドがほとんど登場しない問題作。

2000年にリリースされ音楽シーンに衝撃を与えた「KID A / レディオヘッド(Radiohead)」や音響系・ポストロック・アーティストからの影響を感じられる。「オーガニックな電子音」「クリアでアンビエントなアコギ」を大胆に取り入れたサウンドにはこれまでのB-Tサウンドにはない類の浮遊感と透明感が漂っている。また歌詞もB-T的な屈折は少なめでエモーショナルでストレートな表現が多くなっている。

これまでのどのアルバムにも似ていないサウンドが鳴っていることからファンの中でも賛否両論があったと思われるが、自分たちが築き上げた「B-Tらしさにあぐらをかく気はない」と高らかに宣言するようなアナーキズムを感じる作品であると言える。

    「要点」

  • ・「KID Aレディオヘッド(Radiohead)」や音響系・ポストロック・アーティストからの影響を感じられる
  • ・「オーガニックな電子音」「クリアでアンビエントなアコギ」を大胆に取り入れたサウンド

「曲解説」

1 疾風のブレードランナー

「春の訪れ」のような暖かさを感じる音響に包まれるオープニングソング。アナログなバンドサウンドに伸びやかな電子音が絡みついて、曲全体から確かな光と清々しさを感じる事ができる。歌詞も過去最高レベルに前向きな内容で「祝福」なる非B-Tなワードも登場する。
2 21st Cherry Boy

「フゥ〜、フゥウウ〜ウ」という「春風」のようなコーラスに多くのファンが驚愕したと思われるキャッチーなポップチューン。タイトル「21st Cherry Boy」と繰り返される「I wanna be a toy」というフレーズはT・レックス(T. Rex)の名曲を意識していると思われる。
3 WARP DAY

アコースティックギターによるクリアでミニマムなフレーズがリフレインされるアンビエントな質感の空間系ソングで音響系・ポストロックからの影響を感じられる。音数は少なく音には洗練されたオーガニックな質感がある。この「厳選された感」のある音はまるでハイセンスなセレクトショップのようである。
4 謝肉祭-カーニバル-

「3 WARP DAY」同様にデリケートな音響に包まれるアンビエントな質感のバラード。ギターサウンドは「空間を静かに漂う」ように流れリフやフレーズではなく完全に「音響」である。櫻井敦司(vo)のボーカルはファルセットで透明感のある美しさを醸し出している。
6 Long Distance Call

ミニマムで冷たいアコギのアルペジオを中心に展開されるエモーショナルバラード。歌詞は戦場に向かう若者が遠く離れた母親に電話してストレートに愛情を伝えるという内容である。気のせいかもしれないが詞の世界に「母親」が登場する歌を歌うときの櫻井敦司(vo)はいつも以上に声に繊細な感情が反映されていると感じる。
7 極東より愛を込めて

ダークなシンセサウンドが「脅迫観念」のように迫り来るアッパーチューン。「愛」という非B-Tなワードが頻出する歌詞がインパクト大で「争いのない世界」をテーマにしていると思われる。「汝の敵を愛する事ができるか?!」という歌詞には「争いをはじめるのも人」だけど、同時に「争いのない世界の実現をを拒んでいる」のもまた人なんだよという皮肉めいたものを感じる。
9 Brilliant

アコースティックなオルゴール風サウンドがループされるドリーミーなバラード。歌詞はイマージネーションによって様々なイメージが頭の中に浮かぶものとなっている。筆者としては「戦場で亡くなった息子に対して母親が独り言で語りかける」ような内容であると考察している。
10 Kingdom come-moon rise-

「強い北風」のような音響を感じる浮遊ソングで全てのパートが「空を漂うような浮遊感」をもっている。終盤は縮れた電子音だけがミステリアスに響き渡る。
11 Continue

「ディープでバグった密室」を連想するインスト。「これぞB-T」というアバンギャルドなノイズと音響が次々と現れる(2:03〜)その合間をアンビエントで氷細工のようなフィールングの電子音が美しいメロディーを奏でる。ノイズとアンビエントで美しいメロディーの共存はテクノ界のレジェンド / エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)からの影響を感じさせる。

バクチク(BUCK-TICK)サウンドの象徴とも言える今井寿(g)による不思議な音程感を感じるニューウェイブ・ギターサウンドがほとんど登場しない問題作。 2000年にリリースされ音楽シーンに衝撃を与えた「KID A / レディオヘッド(Radiohead)」や音響系・ポストロック・アーティストからの影響を感じられる。「オーガニックな電子音」「クリアでアンビエントなアコギ」を大胆に取り入れたサウンド

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カラフルなデジタルサウンド・B-T化したエレクトロニカサウンドをバンドサウンドに絡め、これまでのB-T作品の中でも最も「カラフルな音響」を感じられる作品となっいる。

前作「SEXY STREAM LINER」で習得したデジタルサウンドとの共存をよりナチュラルな形で表現しており「1 Baby, I want you.」「4 細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM」などは「歌われいる内容のアブノーマルさ」とは対照的に非常にポップである。「7 女神」における「静」→「動」への移行を強調したダイナミズムはこれまでありそうでなかった展開でありストレートにオルタナ系ギターロック・アーティストからの影響を反映したものとなっている。また歌詞は相変わらずマニアックかつアブノーマルなものが多く、クイズ番組風の「2 CHECK UP」やクローン羊をテーマにした数え歌風の「4 細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM」などはB-T以外では色んな意味で成立しないと思われる。今作のポップに対する挑戦が次回以降の作品にどのように反映されるか非常に楽しみである。

    「要点」

  • ・これまでのB-T作品の中でも最も「カラフルな音響」を感じられる作品
  • ・「4 細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM」クローン羊をテーマにした数え歌風の曲

「曲解説」

1 Baby, I want you.

これまでのバクチク(BUCK-TICK)ソングには登場しなかった類のカラフルなデジタルビートが終始鳴り響く、トロピカルでセクシーなエロい系アッパーチューン(2:30〜)「ガラスの世界に迷い込んだ」ようなエレクトロニカパートが挿入される(3:00〜)櫻井敦司(vo)によるシャウトの後に「縮毛」のように縮れたビーム風ギターサウンドが曲に強烈な歪みを与える。
2 CHECK UP

ハードなロックサウンドに乗せて「リスナーにシリアスなクイズを出す」というアイデアが斬新すぎるB-Tらしいシュールソング。時折、登場する今井寿(g)のボーカルは「ぶっ壊れたクイズ番組の司会者」のようだ(3:43〜)ギターソロはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)のギターソロに「UFO」を思わせる浮遊感を加味したピィーピィー系ノイズソロであり「曲が持つインパクト」に負けない内容となっている。
3 GLAMOROUS -FLUXUS-

「海中にいる」ような浮遊感とブルーを感じる耽美なギターポップ。サビは非常に開放的なボーカルラインとなっており、歌詞にもあるよう「扉を突き抜けた」ようなフィーリングである。またサビでは「光のシャワー」のような電子音がリスナーを光の世界へと誘う。
4 細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM

タイトルからしてマニアックな匂いが濃厚なデジタルチューンで歌詞の内容は「クローン羊:ドリー」からヒントを得たものらしい(wiki)。サビは「ドリーが1匹、ドリーが2匹」というまさかの「数え歌」である。この曲をメジャーシーンでリリースできるのはバクチク(BUCK-TICK)だけだ(2:11〜)ギターソロは「錆びついたドアノブを強引に回すような歪み」を感じるサウンドとなっている。
6 Death wish

縮れたような歪みを感じるギターリフを中心に展開される曲で歌詞は「設定を把握するのが困難」なものであるが、おそらくでは「救いようのない男」をテーマにしていると思われる。「キリストに似た男がドクロマークの翼で飛んでいる」との事です。
7 女神

「神秘」を感じる音響が印象的な曲で「ミステリアな静パート」→「ダイナミズムを強調したサビ」に移行する展開はレディオヘッド(Radiohead)やスマッシング・パンプキンズ(The Smashing Pumpkins)からの影響を感じる。90年代オルタナからの影響をここまでダイレクトに反映している曲は捻くれアーティスト日本代表のB-Tにしては珍しい。
8 サファイア

「メランコリックな昼下がり」のような質感のサイケな歪みチューン。「どこから、どこまでがサビなのか?」の判断が難しい曲で櫻井敦司(vo)のボーカルラインは終始「途切れそうな囁き」風となっており、メロディックでメロウなラップ風・女性コーラスが非常に目立つ(2:56〜)「空けてはいけない扉から溢れる光」のような不気味な眩しさを感じる今井寿のソロパートが鳴り響く。
10 FLAME

ミニマムでエレクトロな音響がリフレインされる耽美なラブソング。サビでは「空を舞う」ような浮遊感を感じるギターサウンドが櫻井敦司(vo)のボーカルラインを力強く支えるという展開をみせる。歌詞は珍しく(?!)ポジティヴに「キミ」に愛情を伝える内容となっており、サビで登場する「揺れている影一つ」という表現は秀逸である。

カラフルなデジタルサウンド・B-T化したエレクトロニカサウンドをバンドサウンドに絡め、これまでのB-T作品の中でも最も「カラフルな音響」を感じられる作品となっいる。 前作「SEXY STREAM LINER」で習得したデジタルサウンドとの共存をよりナチュラルな形で表現しており「1 Baby, I want you.」「4 細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM」などは「歌われいる内容のアブノーマル

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「1 月世界」
「本当に月にいる」ような錯覚を味わえる音響に相当な拘りを感じるタイトルトラック。リズムアプローチは「月に足跡を残す」ような淡々としたシンプルなビートであり「空間を漂うアルペジオ」「闇のような重たさを感じる歪み」などギターサウンドにもテーマである「月」のような冷たさと無重力感がしっかりと反映されている。歌詞は「思いついた言葉を羅列した」ようなイメージであり、ボーカルラインは「どこがメロ」で「どこがサビ」なのか曖昧なものとなっている。この曲をシングルカットでリリースするあたりさすがB-Tである。

「2 My baby Japanese」
「コンクリートに頭を打ち付ける」ような強烈なパンチを感じるスローなリズムがインパクト大のサイケなインダストリアルチューン。気のせいかもしれないがこの曲でも「月」を思わせる音響を感じる事ができる。歌詞のほうは「強烈なサウンド以上に強烈」なものとなっており「赤い髪を振り乱し」「頭を叩きつけ」「花園で踊る夢を見ている」などの過激な歌詞が登場する。並のイマジネーションではどのようなシュチュエーションなのか判断がつかないものとなっており、見事にアブノーマルなアナザーサイドを描いている。

「3 無知の涙 HOT remix #001 for B-T」
布袋寅泰がはじめてリミックスを担当した記念すべき曲。 サイバーでメタリックな質感の原曲をジェル状にしたようなインパクト大のサウンドを聴かせてくれる。 ギターリフ以外は原曲のサウンドをまったく踏襲しておらずサウンドを再構築している。 この曲のサウンドを音楽レビュアーっぽく表現すると「ディープでサイバーな布袋流アシッドハウス」といったイメージである。 冒頭で聴ける「上空を舞うヘリコプターの音」は無条件に「布袋寅泰が上空から舞い降りる」イメージが頭の中に浮かぶ。 (3:54〜)「波動砲を音楽化した」ようなアバンギャルド・サウンドがリスナーの脳を刺激する。 終盤は「マシンガン抱いてスローダンス」というシュールワードが呪文のようにリフレインされる。

    「要点」

  • ・「1 月世界」「本当に月にいる」ような錯覚を味わえる音響に相当な拘りを感じる
  • ・「3 無知の涙 HOT remix #001 for B-T」布袋寅泰がはじめてリミックスを担当した記念すべき曲

「1 月世界」 「本当に月にいる」ような錯覚を味わえる音響に相当な拘りを感じるタイトルトラック。リズムアプローチは「月に足跡を残す」ような淡々としたシンプルなビートであり「空間を漂うアルペジオ」「闇のような重たさを感じる歪み」などギターサウンドにもテーマである「月」のような冷たさと無重力感がしっかりと反映されている。歌詞は「思いついた言葉を羅列した」ようなイメージであり、ボーカルラインは「どこがメ

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「1 BELIEVE」
これまで彼らが提示してきた「ルナティックなダークサウンド」とは正反対と言っていい「透明で開放的」な雰囲気をもっている曲で ファンの中でルナシー(LUNA SEA)史上最大の賛否両論を巻き起こした「SHINE」程ではないだろうが、本作も初期「ルナシー(LUNA SEA)クラシック」を求めるコアファン達の間で相当な賛否両論を巻き起こしたに違いないと思われる。

それにしても「世界の果て」のようなアルバム「IMAGE」でメジャーデビューを飾ったその後に、この「透明で開放的」な曲をメジャーデビューシングルとして音楽シーンに叩きつける所に彼らの尋常ではない「こだわり」を感じる。「ブランディング」や「イメージ」が大切な音楽ビジネスの中で彼らほど扱いづらいアーティストはいないだろう(褒めてます)。

「優雅にそしてスピーディーに流れるボーカルライン」「眩しすぎる光を感じる音響的なツインギター」を中心に構成された耽美サウンドは当時の既存の音楽シーンには存在しない「独自すぎる」サウンドで当時は「新感覚」に聴こえたであろうと思われる。またサウンド以上に「ドラスティックな変化」を遂げているのがRYUICHI(vo)の歌声であり、これまでの「狂った暗黒テイスト」は影を潜めアクアマリンのような質感の耽美性を感じさせる歌声となっている。歌詞もインパクト大で「〜過ぎる」というフレーズが頻出する「too much」な歌詞は若かりし日の彼らの勢いをパッケージングしている。

「2 Claustrophobia」
「1 BELIEVE」で混乱したファン達に対して「安心してください!」と言わんばりのルナシー(LUNA SEA)クラシック。「密室のようなダークさ」「陰鬱な雰囲気」「壊れた文学性を感じる詞の世界」をもっており全てのV系アーティスト・ファン必聴の曲となっている。

サウンドは初期ルナシー(LUNA SEA)の魅力を凝縮したようなハイクオリティーな暗黒サウンドだが、この曲の本当のヤバさは「閉ざされ病んでいる歌詞」をRYUICHI(vo)が絶叫して歌う展開にこそあると思う。この曲におけるRYUICHI(vo)の歌唱は伝説のアーティスト「ピクシーズ(Pixies)」が生み出した「オルタナな響き」を日本人独自にアレンジしたようなイメージなのである。

また驚くべき事にこのオルタナ的な歌唱をRYUICHI(vo)はインディーズの頃から大胆に取り入れている。この独自なオルタナ歌唱は「音楽マニア」であるSUGIZO(g)のアドバイスによるものか!?もしくは「ルナティックな表現の為の試行錯誤の果て」にRYUICHI(vo)が発明したものなのだろうか?!定かではないがどこからこの「独自なオルタナ歌唱」が生まれたのか?!非常に興味がある。

「当時の世界の先端(オルタナ)」と共振しつつも 「日本でしか生まれない独自性」をもつサウンドを鳴らしたルナシー(LUNA SEA)が多くのコアなアーティスト・音楽ファンからリスペクトを受けるのは当然であると思われる。

    「要点」

  • ・「1 BELIEVE」これまで彼らが提示してきた「ルナティックな漆黒サウンド」とは正反対と言っていい「透明で開放的」な雰囲気
  • ・「2 Claustrophobia」この曲におけるRYUICHI(vo)の歌唱は伝説のアーティスト「ピクシーズ(Pixies)」が生み出した 「オルタナな響き」を日本人独自にアレンジしたようなイメージ

「1 BELIEVE」これまで彼らが提示してきた「ルナティックなダークサウンド」とは正反対と言っていい「透明で開放的」な雰囲気をもっている曲で ファンの中でルナシー(LUNA SEA)史上最大の賛否両論を巻き起こした「SHINE」程ではないだろうが、本作も初期「ルナシー(LUNA SEA)クラシック」を求めるコアファン達の間で相当な賛否両論を巻き起こしたに違いないと思われる。 それにしても「世界の

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