カテゴリー「名作」のレビュー
reviewer:kj3(ケージェーさん)
新卒でアルバイト求人広告のメガベンチャーに入社
35歳でwebエンジニアに転身、本作サイトを自作
60年代、NW、オルタナ、UK、エレクトロニカなど
洋楽・邦楽問わずになんでも聴きます
最近はソウルに興味あり,継続的な更新を心がけます
「要点」
・「1 SCARS」「かけ違いのボタンでさえ知らずに奏で続けた」「君の壊れたメロディー二度と交わらず」などの歌詞は、 今後のメンバー(TAIJIも含む)に起こる全ての「ネガティヴな現象」を予言しているかのようで恐怖すら感じる。「1 SCARS」 イントロの「レーザー光線」のような電子音だけでhideが作曲したという事が分かる曲であり、hideが傾倒していた「インダストリアルロック」の要素をXJAPANのサウンドに大胆に導入している。ちなみにではあるがエックスジャパン(XJAPAN)最後のオリジナルアルバム「DAHLIA」には「SCARS」だけでなく「DRAIN」というインダストリアルチューンも収録されている。 この曲の
「要点」
「曲解説」
「濃厚な音世界」を描いた前作「Pornography」はサイケな神作であったが、今作「The Top」はこれまでのキュアー (The Cure) サウンドをベーシックとして保ちつつも「ポップな挑戦」を試みている過渡期的な作品となっている。 「ポップな挑戦」と聞くと普通のアーティストであれば「ボーカルラインのメロディーをキャッチーにする」であったりとか、最大公約数のリスナーにウケるように「ロックの文
「要点」
「曲解説」
ザ・キュアー (The Cure)らしいミニマムなサウンドを「ディープにアップデートした」ようなサウンドを聴かせてくれる3rdアルバム。前作「Seventeen Seconds」で聴く事ができた「淡々としたアーティスティックな落ち着き」も健在である。 本作はサイモン・ギャラップ(b)によるディープなベースラインが特に大きな存在感を放っており曲をこれまでより立体的にそしてダークにしている。またギター
「要点」
「曲解説」
ビジネス性を完全に無視するかのように「ミステリアスな我が道を行っている」2ndアルバム。 本作で聴く事ができる淡々とした冷たいサウンドは「ポップ・ミュージック」の体裁すら気にしておらず「ポップ・ミュージック」としての体裁を保っている曲は「7 A Forest」位であり、ロバート・スミス(vo)のボーカルラインも「耽美な音響」として機能している。 この「難解なアルバム」は明らかに「スルメタイプのアル
「要点」
「曲解説」
三大パンクバンドの中で最も後のハードコア勢に影響を与えたダムド(The Damned)の1stアルバム。 本作のサウンドを聴いていると「ボーカル」「ギター」「ベース」「ドラム」というミニマムな形式で「エッジの立った激しい音楽を作ろう!!」とイマジネーション通りに好き勝手にやったところ結果的に「パンク」的な音楽になったという印象を受けた。 「ハリネズミ」や「縮毛」を連想するギンギンと歪んだサウンドや