カテゴリー「傑作」のレビュー
reviewer:kj3(ケージェーさん)
新卒でアルバイト求人広告のメガベンチャーに入社
35歳でwebエンジニアに転身、本作サイトを自作
60年代、NW、オルタナ、UK、エレクトロニカなど
洋楽・邦楽問わずになんでも聴きます
最近はソウルに興味あり,継続的な更新を心がけます
「要点」
「曲解説」
透明感溢れるakkoの歌声を全面に押し出した良質なポップソングが多数収録されているマイ・リトル・ラバー(My Little Lover) のデビューアルバム。 UKギターポップや北欧のメルヘンなポップミュージックのようなメロウネスがサウンドの特徴であり、ボーカルラインは「流れるようなメロディー」は少なめで割と淡々としたラインが多いのだが「稀に見る透明感」をもつakkoの歌声と奇跡の相性をみせ圧倒的
「要点」
「曲解説」
日本のロックバンド/グレイ(GLAY)のメインソングライターであるTAKUROと共作した曲も収録されており「R&Bテイスト」が濃厚であったデビューアルバムと比べ多面的な表現力が増した2ndアルバム。 「1 Wait & See 〜リスク〜」「7 Addicted To You (UP-IN-HEAVEN MIX)」のサビで聴く事ができる「メロディックに突き抜ける」ような華やかな
「要点」
「曲解説」
「本当にデビューアルバムなのか?」そして何より「本当に15歳なのか?」と日本の音楽シーンに大きな衝撃を与えた宇多田ヒカルのデビューアルバム。 「ロック至上主義な日本の音楽シーン」の流れを完全にかえた金字塔的なアルバムであり、デビューアルバムでありながら「完成されたクールでモダンなサウンド」が収録されている。歪んだギターサウンドを導入している曲は「2 Movin’ on without
「要点」
「1 Automatic」 90年代に隆盛を極めたJ-POPサウンドには希薄であった本格派R&Bテイストを全面に打ち出した宇多田ヒカルのデビューシングル。 サウンドや歌のスキルの高さは勿論だが、それ以上にこの洗練されたモダンな音楽を若干15歳の少女が作り出したという事実に多くの人が驚愕した。「キャンドルの灯りだけが揺らめくダークな部屋」のようなクールでモノトーンな音響、ディープで機能性抜
「要点」
「曲解説」
hideの死後に発売された傑作サイボーグロックアルバム。 ヘヴィでハードなサウンドに「おもちゃ」のようなポップネスを与えるhideのセンスは今作でも健在だが今作の最大の魅力は「頭の中に鮮明なストーリーがイメージできる詞の世界観」にこそあると思う。とりわけ「4 PINK SPIDER」の歌詞は秀逸で「閉ざされた狭い世界でしか生きられない者に対するアイロニーな歌詞にはhideの底なしの才能を感じる。h