「曲解説」
1 Only Shallow
強烈にうねる「渦巻き」のようなギターサウンドで幕をあけるオープニングソング。囁くようなビリンダ・ブッチャー(vo , g)のボーカルはうねる「渦巻き」のようなサウンドと対照的でどこまでも限りなく透明。ラスト35秒の幽玄な残響は足を踏み入れてはいけない世界の入り口に立っているかのような不穏さがある。
2 Loomer
「テレビモニターに映した出された砂嵐」のようにざらついた「静かなノイズ」が終始鳴り響き、ノイズの隙間から光をさすようなシンセと時間と共に複雑さを増していくノイズが絡み合いがリスナーから全ての感覚を奪っていく。
4 To Here Knows When
乱反射するピンク色の音のシャワーのようなサウンドで完全にアナザーサイドに足を踏み入れている。目に映るもの全てが揺らめき、狂った輝度の光の中に包まれていくような感覚を味わえる衝撃の1曲。
5 When You Sleep
何重にも重なったギターサウンドが「深海」のような安らぎをもたらしている。ケヴィン・シールズ(vo , g)とビリンダ・ブッチャー(vo , g)の囁くような声は一つに重なりリスナーを眠りの世界へと誘う。
8 Sometimes
全てを包み込むような揺らめく轟音と終焉のようなダウナーさが心地く、「時間の経過と共に表情をかえる静かなノイズ」と「囁く」ようなボーカルラインで淡々と進行する曲。1〜7曲目までの「ピンク色の極彩色サウンド」を聴いたあとにこの「静かにノイズが流れる」だけのこの曲を聴くと頭の中に様々なサイケデリックなイメージが湧き上がる。
10 What You Want
轟音ギターサウンドが疾走す曲なのだが、ギターロックを聴いているという感覚は全くなく「深い森に迷い込んだ」ような静けさと洪水のような溢れ出す光を感じる。