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live at the indoor
音楽作品(アルバム/シングル)を「普通」「良作」「名作」「傑作」「神作」に分ける音楽レビューサイト
検索結果26件

タグ「ヘヴィ系」のレビュー

シンプルなリズムアプローチはほとんどなく変拍子やトライバルなリズムがデフォルトになっており、90年代ヘヴィ系バンドの中でも有数にクセの強いバンドだと思われる。また電子音楽やマニアックなリズム音楽にも精通しているであろう実験的な音と展開、ヘヴィなギターリフなども聴かせてくれるが他のヘヴィ系バンドと比べると非常にアニアックな印象を持つ。

プログレと一言で言うのは簡単なのだが良くも悪くもとらえどころがなく、「ダイナミックなサウンドになったと思えばすぐにしれっと淡々とした展開に戻る」etc形容や気分の設定が困難な微妙な音色が多く非常にレビュアー泣かせとも言える。正直に言うと一聴しただけではよく分からないというのが本音である。ただし、本作は全米初登場2位を記録したヒットアルバムである。わかる人にはわかるとタイプの音楽なのだろう。

    「要点」

  • 複雑なリズムアプローチ
  • マニアックなヘヴィロック

「曲解説」

2 Eulogy

「グラスを指で叩いた」ような「コツ、コツ」というミニマムテクノ風な音から始まる。そこに「モザイクの掛かったカラスの鳴き声」のような効果音やトライバルな打楽器の音が入るという他のヘヴィー系バンドでは中々、見られることができない展開。「歪んだギターサウンドを生かしたヘヴィなパート」と「様々な効果音やミニマムなアルペジオをフィーチャーした静のパート」を繰り返す曲。
3 H.

ディープに歪んだ残響のようなイントロを経て、微妙に掠れたクリーンなアルペジオが流れる。そしてその上を「メロディーのある祈り」のようなボーカルラインが乗る。本曲もリズム面はトライバルな打楽器風である(2:44〜)ディストーションギターが鳴り響き一瞬ハードなサウンドになるのだが、すぐに元のトライバルなリズムアプローチが淡々と進行するパートに戻る(4:47〜)メイナード・ジェームス・キーナン(vo)のシャウトをきっかけにハードな音が一斉に流れ込み、ギターソロはこれまで抑制していた感情を爆発させるかのうようなノイズギターが炸裂する。
5 Forty Six & 2

ミステリアスでクリーンなアルペジオとオリエンタルな雰囲気のギターフレーズが絡み進行される。やはりボーカルラインはどこか「祈り」のように聴こえる(1:55〜)ヘヴィなリフとシャウトが炸裂。その後は「ヘヴィなパート」と「オリエンタルなパート」がパズルのように組み合わされた展開となる。
9 Die Eier von satan

サイバーな質感の音の断片で構成されるイントロが実験的で「原始の宴を近未来風にアレンジ」したような曲。

シンプルなリズムアプローチはほとんどなく変拍子やトライバルなリズムがデフォルトになっており、90年代ヘヴィ系バンドの中でも有数にクセの強いバンドだと思われる。また電子音楽やマニアックなリズム音楽にも精通しているであろう実験的な音と展開、ヘヴィなギターリフなども聴かせてくれるが他のヘヴィ系バンドと比べると非常にアニアックな印象を持つ。 プログレと一言で言うのは簡単なのだが良くも悪くもとらえどころがな

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ヘヴィメタルでもグランジではないヘヴィミュージックを鳴らしたアーティスト/コーン(Korn)の1stアルバム。

ナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)やミニストリー(Ministry)と共振する「マシン」のような冷徹さがあり、また地面から湧き出るような7弦ギターによる重低音リフは「音の断片」と言っていい位にミニマムであり、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)以降のストリートテイストな効果音やDJスクラッチ風のフレーズも多く取り入れておりヘヴィさだけではなく90年代的な空気感も感じることができる。ジョナサン・デイヴィス(vo)の狂気的なシャウトは他のボーカリストが真似できない位の痛々しさがある。

    「要点」

  • 7弦ギターによる重低音サウンド
  • 「音の断片」のようなミニマムなリフ

「曲解説」

1 Blind

左右のヘッドフォンから交互に「戦車」のような重低音が鳴り響く中、「ヒステリーな嘆き」のようなジョナサン・デイヴィス(vo)のボーカルラインが登場しておどろおどろしい雰囲気を助長する。ギターリフはフレーズというより「音の断片」と言いたくなるほどミニマムで、グランジ勢との違いは「地面から湧き出すような重低音感」と「90年代的ストリート感」にある(3:53〜)ヘヴィなパートが途切れ淡々としたベース音とサイレンのような効果音が響き渡り静かに終わる。
2 Bail Tongue

立体的なベースのスラップの上をレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)彷彿の短い悲鳴のようなフレーズもがリフレインされ時折、重低音ヘヴィリフが鳴り響く(2:08〜)リズムが急激にテンポダウンしてトリップ・ホップのようなダークでリズミカルな展開になる(2:28〜)ベースの低音がわずかに鳴ったことを合図にミニマムなヘヴィリフが鳴り響き(2:47〜)ジョナサン・デイヴィス(vo)によるエフェクトを掛けた不穏なラップようなボーカルラインが飛び出す。その後はヘヴィリフと「Ball Tongue! 」という狂気じみたシャウトが繰り返される。
3 Need To

打ち込み風のメタリックなリズムアプローチの上を「異常警報マシン」のような冷徹な空間系ノイズギターが鳴り響く(2:11〜)ジョナサン・デイヴィス(vo) の強烈なシャウトから急激にヘヴィな展開になり「冷徹な空間系ノイズギター」は破壊的なノイズに変貌する。ここまで痛々しいシャウトはそうは何度も聴くことはできない(2:45〜)「プツンと糸が途切れた」ように急に静寂になりブレイクビーツが踊り始める。その後はまたも冷徹な空間系ノイズギターが鳴り響くという展開。
4 Divine

「冷徹なロボット」のように正確なリズムソロ(?)ではじまる曲。「無感情で破壊を楽しむマシン」のようなヘヴィリフが鳴り響く(1:32〜)タイトなドラムが鳴り響いた後、最小限のヘヴィネスとジョナサン・デイヴィス(vo)の鬼気迫るボーカルラインで展開される。その後サウンドは加速度的に激しくなり唐突に終わる。
7 Predictable

グルーヴを感じるゆっくりとしたリフがグランジテイスト、本作の中で最もグランジっぽい響きがある曲(1:48〜)マシンが壊れたようなノイズ音と渦を巻くようなノイズギターが鳴り響く。一瞬ドラムとベースだけの静なパートもあるが、その後もヘヴィで渦を巻くようなノイズギターが鳴り続ける。
8 Fake

ブレイクビーツ風のリズムの上を「氷の迷宮」のようなダークなアルペジオが鳴り響く。コーン(Korn)最大の武器であるミニマムなヘヴィリフは当然鳴り響き、静かなパートとヘヴィなパートが交互に展開されたり同居していたりする曲。

ヘヴィメタルでもグランジではないヘヴィミュージックを鳴らしたアーティスト/コーン(Korn)の1stアルバム。 ナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)やミニストリー(Ministry)と共振する「マシン」のような冷徹さがあり、また地面から湧き出るような7弦ギターによる重低音リフは「音の断片」と言っていい位にミニマムであり、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Again

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脱退したジョン・フルシアンテの後釜に新ギタリストに元ジェーンズ・アディクション(Jane’s Addiction)デイヴ・ナヴァロ(g)を迎え作成された異色作。哀愁を帯びながらも力強くファンキーなサウンドは本作でも健在だがハードでソリッドな側面が目立つ作品となっている。

ファンの中では賛否両論があったアルバム。新ギタリスト:デイヴ・ナヴァロ(g)は、本作の作成とその後のツアーを終えレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)を脱退することになるが、本作でしか聴けないサウンドやテンションの曲もあり特にアルバム前半のハイパーなテンションの数曲は、初めて聴いたときは「近未来のようなサイバーさ」すら感じたと記憶している。筆者はレッチリ、ジェーンズ・アディクション(Jane’s Addiction)ともに好きなので、本作における化学反応は非常に興味深く、正直もう1枚このメンバーでアルバムをリリースして欲しかったというのが正直なところ。

    「要点」

  • 新ギタリストにデイヴ・ナヴァロ(g)を迎えた異色作
  • 本作でしか聴けないハイパーなテンションの曲も存在する

「曲解説」

1 Warped

これまでのレッチリとは明らかに異なる「1人時間差のような面白いタイミング」のハードなギターリフや空間を切り裂くようなメロディックなノイズギターなどが新鮮で本作は新加入した元ジェーンズ・アディクション(Jane’s Addiction)のデイヴ・ナヴァロ(g)がジョン・フルシアンテ(g)とは異なる特徴を発揮しており、またアンソニー・キーディス(vo)の「音響化された呪文」のようなボーカルラインもこれまでにはない試み(4:02〜)ファンキーだが直線的に攻めてくるリズム隊は前作よりロック的である。
2 Aeroplane

流れるようなカッティングギターとフリーのファンキーなスラップが絡みあう曲。アンソニー・キーディス(vo)によるボーカルラインは耳に残るメロウなものになっており、時折、ワウを使ったミニマムな歪みギターが登場(3:33〜)子供達の合唱によるコーラスが登場するポップな展開に意表を突かれる(3:56〜)コーラスの後ろでデイヴ・ナヴァロ(g)のウォームな質感のギターソロが鳴り響き曲は終わる。
3 Deep Kick

独白のようなシリアスな雰囲気の語りではじまる(1:40〜)落雷のようなエフェクティブなギターサウンドが静寂を引き裂きハイパーなテンションのノリに変貌する。「空気をバサバサと切り裂く」デイヴ・ナヴァロ(g)のギターは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)にハードさをもたらし何が飛び出るか分からない乱痴気騒ぎのような展開に発展するが(5:05〜)突如、激しい展開が嘘のように夕暮れ時のバラード調になりエンディングを迎える。
5 Coffee Shop

ニューウェイブな質感のダークで浮遊感のあるギターフレーズが空間を構築、フリー(b)の攻めまくるファンキーなベースラインは生理的にただただ気持ち良い(1:35〜)デイヴ・ナヴァロ(g)得意のビームのような光線ギターが登場、リズムは民族音楽のような雰囲気を演出(2:30〜)フリー(b)のベースソロは腰にグイグイくるファンキーさもありつつメロディックであり最後はドラムと絡み合い曲を締めくくる。
11 Falling into Grace

今作の中でも最も実験的な曲。アクの強いエフェクトをかけた時空の歪んだような音が何とも言えないサイケな雰囲気を醸し出している。トリップ・ホップのようなダークさと浮遊感がある。ギターソロは「砂漠」を連想するオリエンタルなトーンである。

脱退したジョン・フルシアンテの後釜に新ギタリストに元ジェーンズ・アディクション(Jane’s Addiction)デイヴ・ナヴァロ(g)を迎え作成された異色作。哀愁を帯びながらも力強くファンキーなサウンドは本作でも健在だがハードでソリッドな側面が目立つ作品となっている。 ファンの中では賛否両論があったアルバム。新ギタリスト:デイヴ・ナヴァロ(g)は、本作の作成とその後のツアーを終えレッ

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「ハードなサウンド」と「アグレッシヴなHIP HOP」の融合という発明が詰まった作品。80年代にも「ヒップホップグループ」とHR/HMバンドとの合体はあったがグランジ以降の壊れた質感と90年代的なストリート感をもった「ハードなギターサウンド」と「アグレッシヴなHIP HOP」の融合は彼らが元祖だと思われる。

スタイルとしてのラップというより怒り狂ったラディカルな言葉を吐き出す為の「手段としてのラップ」という印象を受けるし、また彼らの怒りや焦燥感を表現するためには「ハード」で「ヘヴィ」なサウンドは必然だと思われる。要するに彼らのサウンドスタイルは「音楽的な斬新さ」を求めた探求の結果ではなく、自分たちのやりたいことを最も自然な形に落とし込む為の結果論と言っていいと思う。本作のリリース後、彼らのスタイルの表層部分を真似たバンドが大量発生したが、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)の持つ空気感やテンション迫るバンドは存在しない。

    「要点」

  • 「ハードなサウンド」と「アグレッシヴなHIP HOP」の融合
  • モノマネバンドが大量発生
  • 鋼鉄リフと特殊でアバンギャルドなギタープレイ

「曲解説」

3 take the Power Back

ブンブンとしなる分厚いベースラインとその合間を縫うように展開されるギターリフを中心に展開される。ギターソロは「スプリングのおもちゃ」を連想するユニークなタイミング(5:05〜)一時の静寂の後に訪れる本曲最大の見せ場。一層ハードさを増すサウンドと「撃ちまくるマシンガン」のようなザック・デ・ラ・ロッチャ(vo)のアグレッシヴなラップが炸裂。
4 Settle for Nothing

広い荒野のような静けさに不気味なサイレンのような音が鳴り響くイントロ(0:40〜)あえて抑制しているかのような単調なアルペジオが流れ、その上を「怒気を含む語り」のようなラップが乗る(1:00〜)これまでの静けさを吹き飛ばすような怒り狂っている絶叫とタイトなドラムが鳴り響く。「静寂」と「怒り狂ったサウンド」が交互に繰り返されるグランジ的展開の曲。1回目の「怒り狂ったパート」ではギターは一切登場しないが特殊系ギタリスト/トム・モレロ(g)がこのまま大人しくしているわけもなく、2回目3回目の「怒り狂ったパート」で「この世の終幕を告げる狂ったサイレン」のようなヤバイ音を聴かせてくれる。
5 Bullet in the Head

「鋼鉄を簡単に引き裂く真っ赤なレーザー」のようなエフェクティヴなリフや「瞬間移動」のような「ピィーピィー」というシュールなギタープレイと武装化した70年代風ハードロックリフの対比が面白い曲(4:28〜)一層アグレッシヴになるサウンドの中、ザック・デ・ラ・ロッチャ(vo)が「Bullet in the Head」(頭の中の弾丸)というフレーズを怒り狂ったテンションで連続シャウトする。最後は「24時間稼働でミサイルを作り続ける工場」のようなタイトなリズムで終わる。
7 Wake Up

退廃的なストリートのような空気感をもつ曲。早口で甲高いアグレッシヴなラップと狂ったように繰り返される「Wake Up」というシャウトなど本曲でもザック・デ・ラ・ロッチャ(vo)は暴れまくり、そしてやはり怒っている。DJのスクラッチのようなプレイや「難解なパズル」のようなモザイクがかったギターソロは必聴。曲の最後には「死ぬまで一生追いかけてくる冷徹なレーザービーム」のようなアバンギャルドの極致と言えるギターサウンドが鳴り響く。
10 Freedom

耳に残るメインリフと鋼鉄のリズムがシンプルにリフレインされる。ギターソロの後はメインリフに変化が見られ「これまでのリフ」を逆さにして弾いているかのうようなフレーズとなる(3:43〜)一瞬の静寂の後「これからが本番」と言わんばかりにラウドになるサウンド。最後は「Freedom Yeah」という壮絶な絶叫とバグりまくったハウリングで締めくくられる。

「ハードなサウンド」と「アグレッシヴなHIP HOP」の融合という発明が詰まった作品。80年代にも「ヒップホップグループ」とHR/HMバンドとの合体はあったがグランジ以降の壊れた質感と90年代的なストリート感をもった「ハードなギターサウンド」と「アグレッシヴなHIP HOP」の融合は彼らが元祖だと思われる。 スタイルとしてのラップというより怒り狂ったラディカルな言葉を吐き出す為の「手段としてのラッ

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グランジムーブメントを代表するバンドの一つアリス・イン・チェインズ(Alice in Chains)既存のHR/HMとは明らかに異なる質感を持ちパンクでもないスローでハードな音楽=グランジだとするなら、アリス・イン・チェインズ(Alice in Chains)の音楽は誰よりも「グランジ」なのかもしれない。

「リズム的に違和感を感じるギターリフ」「おどろおどろしい雰囲気」「スローな曲をサビで更にスローにする方法論」などが音楽的な特徴としてあげられる。またレイン・ステイリー(vo)の壊れた歌声は哀愁と不穏さが同居しており、カート・コバーン/ニルヴァーナ(Nirvana)に匹敵する声の持ち主だと思う。

    「要点」

  • グランジらしいダーティーさが魅力
  • スローな曲をサビで更にスローにする方法論

「曲解説」

1 Them Bones

スローなテンポより更にスローなギターリフが鳴り響く曲。気のせいかもしれないが本曲のリフはhideのロケットダイブのリフに少しだけ似ているような気がする(2:10〜)メロディックなボーカルラインが登場するが、それもつかの間、唐突に途切れるように曲が終わる。
3 Rain When I Die

フィードバックノイズとアバンギャルドなギターノイズの絡みがおどろおどろしい雰囲気を醸し出す。「ガラスの割れた」ような音が鳴ったあとはワウが掛かった叫ぶようなギターリフが鳴り響く(3:20〜)素晴らしいボーカルラインが聴けるがスグにヘヴィな展開に戻る。「メロディックな曲なんてやるもんか」という意地すら感じる曲である。
5 Sick man

トライバルで躍動感のあるリズムと「リズム的に違和感を感じる」ぶつ切りのギターリフが絡み合う。そしてそこにリスナーを「底なし沼に誘い込む」ようなレイン・ステイリー(vo)の「壊れた」ボーカルラインが響き渡る。その後、強烈なシャウトの後にサビを迎えるが、ただでさえスローなリズムが更にスローになるというまさかの展開を見せる曲。
8 Dirt

オリエンタルなムードを醸し出す歪んだワウギターが鳴り響くイントロが特徴。メインのギターリフはやはり「リズムより更にスロー」で不思議な違和感を感じる。
13 Would?

どんよりとした雰囲気のベースラインとギターの絡みが雨雲を連想させ、エモーショナルで掠れたレイン・ステイリー(vo) の叫びはカート・コバーン/ニルヴァーナ(Nirvana)に匹敵する凄みを見せつける。

グランジムーブメントを代表するバンドの一つアリス・イン・チェインズ(Alice in Chains)既存のHR/HMとは明らかに異なる質感を持ちパンクでもないスローでハードな音楽=グランジだとするなら、アリス・イン・チェインズ(Alice in Chains)の音楽は誰よりも「グランジ」なのかもしれない。 「リズム的に違和感を感じるギターリフ」「おどろおどろしい雰囲気」「スローな曲をサビで更にスロ

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