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live at the indoor
音楽作品(アルバム/シングル)を「普通」「良作」「名作」「傑作」「神作」に分ける音楽レビューサイト
検索結果59件

タグ「J-ポップ」のレビュー

小室哲哉プロデュースになってからの第一弾アルバムで当然のことながらメガセールスを記録したアルバム。

「ヒップホップ」「R&B」「テクノ」は勿論の事「枯れたジャジーなテイスト」や「曇った早朝のようなメランコリックな質感」を大幅に導入しており、他の小室ファミリーのアーティストと比べて圧倒的に「練られている感のあるサウンド」を展開、また歌唱力的にも雰囲気的にもカラオケで気軽に歌えるタイプの曲が少なく小室プロデュースのアーティストの中でも彼女が別格であるのがよくわかる内容となっている。

アッパーなスピードチューンから哀愁漂うR&Bまでを歌い上げる安室 奈美恵 の「ハリとツヤがある力強い歌声」は圧巻の一言である。安室 奈美恵を小室ファミリーに加えた事はavaxにとっても小室哲哉にとってもティーンエイジャーのマインドシェアを上げる為の最高の投資にであったと思われる。

    「要点」

  • 歌唱力的にも雰囲気的にもカラオケで気軽に歌えるタイプの曲が少ない
  • 19歳でありながら小室ファミリーの中でも圧倒的な存在感
  • 枯れたジャジーなテイストや曇った早朝のようなメランコリックな質感を大幅に導入

「曲解説」

3 LET’S DO THE MOTION

「早歩き」のようなスピーディーなラップが印象的なヒップホップソング。分厚い質感の女性コーラスはまるで「教会の窓から差し込む光」のように眩しく力強い(3:11〜)デジロックのようなギターリフが登場して曲にサイバーな質感を与える。
4 PRIVATE

東洋的なメロディーと浮遊感を感じるテクノポップでYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)からの影響を強く感じる。「ずっしりと重たい鉛」のようなビートと「壊れそうなガラス細工」や「メランコリックな曇り空」などといった形容が似合うシンセサウンドが曲をシリアスにしている。歌詞の内容は「濃厚なベッドタイム」を連想するものではあるがエロ匂はあまりせず耽美的。
6 Don’t wanna cry (Eighteen’s Summer Mix)

アシッドハウスにジャジーな渋さと90年代的なストリート感を加えたトラックに乗せて「祈るだけではだめ」と傷つき憂鬱な気持ちを抱えた10代に対して行動促す歌詞をエモーショナルに歌い上げる名曲。やはりこの曲でも「眩しい光」のようなゴスペル風コーラスを大胆に採用している。バックで「目立たないクラスメイト」のように鳴り響くカッティンギターは小室氏によるものだろうか?!
7 Rainy DANCE

タイトル通り「強く降り注ぐ雨音」がSEで登場するメランコリックでポップなR&B。「繰り返される波」のようなゆったりとした雰囲気を終始感じるのだが時折ソニックに切り込んでくるブレイクビーツが曲にエッジを与えている。
8 Chase the Chance (CC Mix)

「夢なんて過去にも未来にもない、現在追うべきものだ」言い放つ熱量と「誰のせいでもないから怒らない」というクールネスが混在した歌詞が、 当時のティーンエイジャーに熱烈に支持されたヒットソング。サウンドは808ステイト(808 State)のようなテクノサウンドをアッパーで畳み掛けるようなビートに絡めたようなイメージである。
10 I’LL JUMP

爽快さとメランコリックな質感が混在したアナログな質感のテクノサウンドが印象的な曲で歌詞の内容は「叫びそうな位のこらえられない想い」についてである。
12 i was a fool

「曇った早朝」のような質感のR&B。ディープでミニマムなベースラインが静かに時を刻み、枯れたサックスやクリーンなギターワークは「誰もいない早朝のオフィス街」のような孤独感を演出している。
15 You’re my sunshine (Hollywood Mix)

オリジナルバージョンに「祝祭性を感じるラテン的なアレンジ」を施しレイヴ感を強めている。「優雅な風を感じるストリングス」「先住民が奏でるダンサブルなパーカッションのようなビート」が印象的。最後は「校舎の屋上から自身の秘密を独白する」ような質感のアカペラで幕を閉じる。
18 SWEET 19 BLUES

「深夜徘徊」のようなシリアスさとディープさをもつサウンドにのせて「大人でも子供でもない等身大の19歳の揺れる気持ち」を歌ったヒットシングル。 揺れる気持ちは「絶対にmaybe」という歌詞にも表れている。歌詞の主人公は友達から相談事などをよくされるタイプであり、人前では強く振舞ってはいるが実は自分もそんなに強くないというナイーヴな気持ちを抱えている。

小室哲哉プロデュースになってからの第一弾アルバムで当然のことながらメガセールスを記録したアルバム。 「ヒップホップ」「R&B」「テクノ」は勿論の事「枯れたジャジーなテイスト」や「曇った早朝のようなメランコリックな質感」を大幅に導入しており、他の小室ファミリーのアーティストと比べて圧倒的に「練られている感のあるサウンド」を展開、また歌唱力的にも雰囲気的にもカラオケで気軽に歌えるタイプの曲が

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当時人気絶頂であったダウンタウンの浜ちゃんをTKがプロデュースした異色作。

「レゲエ的な音響」と「ジャングルのビート」を大胆に反映したサウンドを展開しており「ジャングル」というマニアックなリズムアプローチをJ-POPに見事に落としこんでいる。TKサウンドはあまり得意ではなくても「この曲は好き!」という人は結構な数存在する。

またレゲエやジャングルを反映したサウンド以上にインパクトがあるのが社会人であれば誰でも深く共感できる詞の世界観である。「これは本当に小室哲哉が書いたものなのか?」と疑いたくなる内容で「仲間」「温泉」「飲みに行く」などのフレーズが登場する。wikiを見てみると70年代のフォークソングからヒント得たそうで「サウンドの装飾をすべて取ってしまえばフォークソングになる」との事だ。

当時の日本の音楽シーンにおいては「洗練」を通り越えて「突飛」ですらあったジャングルサウンドに乗せて「非TKな質感の庶民的な歌詞」をお茶の間の人気者「ダウンタウンの浜ちゃん」が歌う時点で、小室哲哉が公言していた200万枚セールスは達成されたようなものである。実際、95年当時に小室哲哉がHEY HEY HEYに出演した際に「ここまで1曲を大事にした事はない」と言っていたのはギャグではなく本気だろう。

あと忘れてはいけないのが「シュールな隠しアイテム」のように登場する松っちゃんの胡散臭さMAXのラップと語りだ。最先端の音楽×シュールな笑いを融合させたこの作品は、90年代を代表するシングルであると同時に「お笑い」と「音楽」の垣根をなくした記念すべき作品といえる。

    「要点」

  • 「レゲエ的な音響」と「ジャングルのビート」を大胆に反映したサウンドを展開
  • 70年代のフォークソングからヒントを得た歌詞は非TK的である

当時人気絶頂であったダウンタウンの浜ちゃんをTKがプロデュースした異色作。 「レゲエ的な音響」と「ジャングルのビート」を大胆に反映したサウンドを展開しており「ジャングル」というマニアックなリズムアプローチをJ-POPに見事に落としこんでいる。TKサウンドはあまり得意ではなくても「この曲は好き!」という人は結構な数存在する。 またレゲエやジャングルを反映したサウンド以上にインパクトがあるのが社会人で

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小室哲哉プロデュースを離れてリリースされた初のオリジナルアルバム(wiki)

YU-KI(vo)のパワフルで伸びやかなボーカルラインを活かした曲がこれまで以上に多く収録されており、生音重視でブラックテイストが色濃かった前作と比べポップな印象のアルバムとなっている。

ファンキーなベースライン、ド派手なホーンセクションなどはもちろん健在だがメランコリックなUKロックやグランジからの影響を反映したような曲やm.c.a.tに作詞を依頼しm.c.a.tらしい独自のイントネーションをもつラップがフィーチャーされている「13 Unite! The Night!」などは新機軸と呼べる内容となっている。

DJ KOOが多くの作曲を行いまたm.c.a.tをはじめ多くの共作者を招き「脱TKサウンド」を模索している。

    「要点」

  • 生音重視でブラックテイストが色濃かった前作と比べポップな印象
  • m.c.a.tをはじめ多くの共作者を招き「脱TKサウンド」を模索

「曲解説」

1 Realize

サビのボーカルラインと歌声がロック的なエモーショナルを放ち、「ド派手なホーンサクションが演出するカラフルに弾けた躍動感」と「オフィス街のようなクールネス」を感じるアッパーチューン。
2 frisky a GO-GO!(Sunset Boulevard Mix)

「シュールな祭り」のようなファンキーさを感じるイケイケの曲。「エフェクトをかけ歪んだYU-KI(vo)の歌声」「トライバルな打楽器の断片」「時空を超えるようなワープ音風フレーズ」「クネクネと動くDJスクラッチ」など様々な音が曲中に現れては消える、とっ散らかった曲ではあるが不思議なバランス感がありコンパクトにまとめられている。
3 Frame

「サバサバ系OLのようなハキハキ感」と透明感が混在したキャッチーなサビがインパクト大のポップチューン。この曲でも「1 Realize」同様にド派手なホーンセクションが曲に「賑やかな街角」のような色彩を与えており、サビでは「氷細工」のようなキーボードがYU-KI(vo)のボーカルに寄り添って繊細なテクスチャを与えている。
4 in the move to be

「都会が見せる様々な表情を1曲の中に詰め込んだ」ような複雑性をもつ曲。サウンドはアシッドハウスに90年代的なストリートテイストを加えたようなイメージであり、時折登場する「霧の街」「恍惚」「憂鬱な青空」などを連想する繊細なサウンドテクスチャが曲に奥深さを与えている。
5 darkscape

ディープなベースラインとソニックに切り込むギターサウンドの断片をリフレインするトラックが「深夜のドライブ」のような疾走感を醸し出す曲(0:32〜)「軟体動物」のように動くバグったDJスクラッチはインパクト大。中盤以降はリズムの強度が高まりビートの粒がリスナーの脳を刺激する展開となりロック的なダイナミズムがある。
7 TRY OR CRY

サウンドはメランコリックなUKロックをミニマムなエレクトロポップ風にアレンジしたような質感だが、サビのボーカルラインに強い歌謡性を感じるポップソング。
8 Meltin’ you

「ミニマム×モノトーンな部屋でワインを飲みながらシリアスな思考を巡らせる」ような質感のR&B。トラックは最小限の音数で構成されており艶のあるボーカルラインを聴かせる事を第一に考えている曲であると言える。
9 Future Shock

「メタリックなドラム缶を思い切り叩いた」ようなリズムと歪んだYU-KI(vo)の歌声が印象的であり、グランジロック的な歪み感を感じる曲となっている。時折挿入される「彷徨う白い影」のようなシンセサウンドはこの曲がもつロック的なエッジをさらに引き立てている。
10 Friends

「メロウな昼下がりのような質感のピアノ」「春風のように清々しいストリングス」を中心に展開されるバラード。「光が差し込む教会」のような眩しさと肩の力が抜けたリラックス感を感じる事ができる。
13 Unite! The Night!

どこまでも伸びていくYU-KI(vo)のボーカルラインを最大限に活かしたファンクソング。ソウルフルで華やかな女性コーラス、独自のイントネーションをもつラップが曲に彩りとファンキーなテイストを与えている。音数が少なくシンプルな構造で曲が求めている音のみを鳴らしているというイメージだろうか。

小室哲哉プロデュースを離れてリリースされた初のオリジナルアルバム(wiki) YU-KI(vo)のパワフルで伸びやかなボーカルラインを活かした曲がこれまで以上に多く収録されており、生音重視でブラックテイストが色濃かった前作と比べポップな印象のアルバムとなっている。 ファンキーなベースライン、ド派手なホーンセクションなどはもちろん健在だがメランコリックなUKロックやグランジからの影響を反映したような

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前作の流れを汲んだソウル・ジャズテイストはもちろん「レゲエ」「ファンク」なども消化したアルバムとなっており、彼らがTKサウンド(ファミリー)の中でも特別な立ち位置にいることが分かる濃厚なサウンドを展開している。

その濃厚なサウンドを中和するように「優雅さ」「心地よさ」を感じるストリングスや「静かに時を刻む」ような質感のカッティングギターが多くの曲で採用されており「4 Happening Here」はレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)の ファンクソングをTKがアレンジしたような質感の曲となっている。

また「9 R&R,Who?“t”KOO-L」には90年代的なストリート感がありグランジやミクスチャーからの影響をわずかながらに感じる事ができる。

    「要点」

  • ソウル・ジャズテイストはもちろん「レゲエ」「ファンク」なども消化したアルバム
  • 彼らがTKサウンド(ファミリー)の中でも特別な立ち位置にいることが分かる濃厚なサウンド

「曲解説」

1 BRAND NEW TOMORROW(Album Version)

「晴天のような青さ」と「心地よい風」のようなストリングが印象的なポップソング。サビはしっかりと抑揚がありYU-KI(vo)のパワフルな歌声を引き出している(3:33〜)前作からの流れであるソウルな質感が強調されて、そのまま渋みのある洗練されたサックスソロに繋がる。終盤はサビがリピートされる展開だがソウルフルな女性コーラスのサポートもありこれまでよりも華やかに響く。
2 ALL YOU NEED IS LOVE

恍惚感を感じるオルガンとパワフルでシンプルなドラムをフィーチャーしたミドルテンポの曲。Aメロは「淡々とした語り調」でサビは「メインボーカル以上に目立つソウルフルな女性コーラス」がボーカルラインに華を添える(3:13〜)ストリートを連想する様々な人のサンプリングボイスが挿入され曲をさらにファンキーにする。
3 Xmas dance wiz U(HAPPY NEW YEAR)

X’masが近くワクワク感と冬の冷たさをパッケージングしたアーバンなソウル。「静かに時を刻む」ようなカッティングギターが印象的(2:50〜)少しだけセンチメンタルでコクのあるギターソロ(3:33〜)秘め事のようにきらめくアルペジオが滑らかに流れる。歌詞の内容は渋いサウンドとは裏腹に「X’masやnew yearを君と一緒に踊りたいと願う」シンプルなラブソングとなっている。
4 Happening Here

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)のファンキーな曲をTKがアレンジしたような曲でこの曲でも「静かに時を刻む」ようなカッティングギターと「曇り空」のような質感のアルペジオが導入されている。インダストリアルな質感の硬質なビートと「ガラス玉」のような透明感をもつ電子音も印象的。クールなYU-KI(vo)とDJ KOOのラップも披露されヒップホップ色が強い。
5 Hold the Line

「優雅」なストリングスやバイオリンを導入したエモーショナルなバラード。この曲でもカッティングギターが静かに時を刻み、 ベースラインは「雨雲」のような湿り気とディープさを感じるものとなっている。
7 teens

「放課後」のような開放感とノスタルジーを感じる歌謡テイストが強いバラード。「夕日」のような包容力をもつコーラスが曲に眩しさを与えYU-KI(vo)のボーカルを支えている(1:56〜)「センチメンタルな思い出」のような渋いサックスソロが登場。歌詞の内容も「恋しいけど、もうあの日には帰れない」というセンチメンタルなものとなっておりサウンドを言語化したような内容となっている。
9 R&R,Who?“t”KOO-L

ジャンクなロックサウンドを1.5倍速にしたようなイメージのファンキーチューン。SEではおそらくではあるがパブリック・エナミー(Public Enemy)の音源がサンプリングされており「DJスクラッチの断片」「アーバンな質感のカッティングギター」 「大粒の雨のような質感のドラム」なども随所に挿入される。縦ノリと横ノリが良いバランスで融合されており、ついついリズムをとってしまう。
10 HOT WINTER NIGHT~samuiyorudakara~

ヒットシングル「寒い夜だから…」をレゲエ調にアレンジしておりアシッドハウスにジャズテイストを反映させたオリジナル版とは全く異なるフィーリングをもっている。「牧歌的な夏のような雰囲気のサウンドの上で歌われるサビの歌詞「寒い夜だから」は心地よいシュールさがある(2:38〜)「青い残像のような質感のギターソロは非常にサイケデリックであり不思議なトロピカル感もある。

前作の流れを汲んだソウル・ジャズテイストはもちろん「レゲエ」「ファンク」なども消化したアルバムとなっており、彼らがTKサウンド(ファミリー)の中でも特別な立ち位置にいることが分かる濃厚なサウンドを展開している。 その濃厚なサウンドを中和するように「優雅さ」「心地よさ」を感じるストリングスや「静かに時を刻む」ような質感のカッティングギターが多くの曲で採用されており「4 Happening Here」

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ソウル・ジャズテイストのアナログなサウンドを全面に出した大ヒットアルバム。

全編を通してレイヴサウンドをJ-POPに落しこむサウンドは気薄となっており「ソウルフルな女性コーラス」「華やかでゴージャスなホーンセクション」「モノトーンで分厚いベースライン」などアナログな生音を大胆に曲に反映させている。

「4 FUNKY M」「10 dAnce is my Life系」などの曲では弾けたユーモアやファンキーさを提示「11 ENGAGED」「12 Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜」には素晴らしいエモーショナルロックを聴いているかのような錯覚すら感じる熱量があり、 90年代J-POP全体のフィールドの中で圧倒的な存在感を放つ作品となっている。

    「要点」

  • 「12 Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜」のサビは灼熱の優雅さを感じる神ライン
  • ソウル・ジャズテイストのアナログなサウンドを全面に出した大ヒットアルバム

「曲解説」

2 SEE THE SKY 〜1999…月が地球にKISSをする〜

壮大なボーカルラインとロックのような直線的ビートを感じるアップテンポの曲でサビのボーカルラインはYU-KI(vo)と小室哲哉によるデュエットである。(1:28〜,3:29〜) 「静かな夜」のような空間に「嘆きのような呟き」と「優しい光が降り注ぐ」ようなコーラスが登場(2:48〜)カラフルなビートと地を這うベースラインが曲にスピードを与える(3:15〜)マーク・パンサーによるラップが登場、wikiで調べるとゲスト出演しているとの事。
3 masquerade

ソウル色の強いアダルトさと歌謡テイストが混在しているインパクト大の曲(0:35〜)サイケなギターフレーズと直線的に攻めるホーンサクションがオリエンタルなムードを醸し出す(1:36〜)熱量MAXの歌詞を歌うボーカルラインのバックでは所狭しとパワフルなベースラインが動き回りサビをよりエモーショナルなものにしている(2:28〜)「沈む夕日」のようなアルペジオが哀愁をもって鳴り響く。全体を通してパワフルなドラムが曲を引っ張る為、ゴージャスなソウルのようなサウンドではあるがコクのあるグルーヴを持つハードロックを聴いたような感覚に陥る。
4 FUNKY M

パワフルなドラムと立体的でモノトーンなベースラインで構成されるリズムの上でDJ KOOとSAMによるラップが披露されるファンキーチューン(1:29〜,3:04〜,3:51〜)サビのボーカルラインはDJ KOOが「WOO FUNKY M」というフレーズを連呼するというインパクト大の内容(1:45〜)「カラフルなグミ」のような質感の電子音が曲にポップネスを与える。終盤はゴージャスなホーンサクションの上を「濃厚な煙」のようなサイケギターが漂う。
5 CRAZY GONNA CRAZY

「待ちわびたデート」のようにカラフルに弾けるテクノポップ。「ソウルフルな女性コーラス」「断片的なホーンサクション」が曲を華やかに彩り、歌詞の内容は「片思い中のロマンティックな妄想」のようなイメージ(4:12〜)「crazy」というフレーズを連呼するDJ KOOの我流ラップはインパクト大でファンキーである。
6 Destiny to Love (愛する運命)

「メランコリックな昼下がり」のような雰囲気をもつアッパーチューン。「南米の山脈」を連想するラテンなギターサウンドとパーカッションが時折挿入される。この曲でもソウルフルな女性コーラスを大胆に導入しており曲に華やかさを加えている。
8 Let it go! (tribal dAnce)

「絨毯にのって空を飛んでいる」ような浮遊感を感じる曲でリズムは「縮れたような歪み」を感じさせるものとなっている。中盤以降はサンバ的なリズムアプローチも加わりDJ KOOの熱量も高まっていく。
10 dAnce is my Life系

「賑わう休日の渋谷」を思わせるSEから始まるドリーミーなポップソング。コミカルでアニメティックなボーカルラインがインパクト大で色んな言葉に「系」をつける言葉遊びも展開される。サウンドは宙に浮いたアシッドハウスのような浮遊感がある。
11 ENGAGED

パワフルなドラムとブルージーな泣きのギターソロをフィーチャーしておりドラマティクなハードロックバラードのような熱量をもつ曲。YU-KI(vo)のボーカルはロック的な熱量を感じさせるものとなっている。最後はこれまでの激情が嘘のような静寂に包まれる。
12 Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜

ファンキーなブラックミュージックを総動員したエネルギッシュでファンキーな名曲。パワフルなドラム、華やかでゴージャスなコーラス・ホーンサクションが印象的でサビは力強さと灼熱の優雅さを感じる神ラインとなっている。

ソウル・ジャズテイストのアナログなサウンドを全面に出した大ヒットアルバム。 全編を通してレイヴサウンドをJ-POPに落しこむサウンドは気薄となっており「ソウルフルな女性コーラス」「華やかでゴージャスなホーンセクション」「モノトーンで分厚いベースライン」などアナログな生音を大胆に曲に反映させている。 「4 FUNKY M」「10 dAnce is my Life系」などの曲では弾けたユーモアやファン

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